以前もご紹介したようなしないような、、、

スイスでは、クリスマスツリーは24日から設置&飾り付けるのが伝統です。それも、子供が見ていない隙をみつけて(強制的に作り出す)、飾ります。というのも、クリスマスツリーはクリスキンド(クリスマスの子供。妖精や小人のようなもの)が家にやってきて、クリスマスツリーを飾る。そしてその下にプレゼントを置いていくというのが伝統的なロジックなのです。決して、親がクリスマスツリーを飾ってプレゼントも準備するなんて言ってはいけません。ちなみにサミクラウスと呼ばれるサンタクロースは、ロバと乞食のような姿をした従者と共に12月6日にやってきます。そこでは、子供たちがサミクラウスにポエムや歌などを個々に捧げ、その後サミクラウスからこの1年でその子供が反省し改善しなければならない点を指導?されます。同時にお菓子やナッツ・ミカンが入った袋をプレゼントされます。そう、サミクラウスはプレゼントだけを持ってきてくれる優しいサンタクロースではないのです! 勿論、同じ日にサミクラスが町中にあふれていたり、親が事前にサミクラウスに指導してほしい内容など渡してるなんてことは、、、ありませんよ~~。

そして、クリスマスツリーは12月に入ると直ぐに、各ショップや路上で売られています。本物の生の木です。北欧から大量に輸入される木が、お手頃価格で売られています。しかし、より伝統を守りたい人は、地元の木を買うのがお約束。

ウチから車で10分以内に、5か所以上も地元産の木を売っている販売所があります。どれだけの木々が用意され切られるのか! 歩いて行ける場所もあるのですが、今年は町内の森の中にある、生えている木を自分で選ぶ&切ることのできる販売所に行ってきました。

林道を少し入っていったところに、森を切り開いてモミの木畑?にしている場所があります。整備も殆どされていない、ワイルドな場所。小雨が降っていたので、地面もドロドロ。。。靴、間違った、、、、。

最終日に買いに行ったので、なかなか良いかたち・大きさの木が見つかりません。

今年は、家の工事中で、大きな木を飾るスペースはないため、小さな木で横に広がっていない木を探していました。よし、これに決定!

小型ノコギリで自分でカットして、料金所に持って行きお金を払います。大きさで料金は決まります。

このように持ち運びし易いよう、ネットに入れてくれます。クリスマスツリーは明日まで、外で待機中。。。今年は雨のクリスマスになりそうです。。。

ちなみに、クリスマスツリーは1月中旬まで飾ってOKです。多くの家は、1月第1週まで飾り、その後各自治体によって決められた収集日に、外に出しておくと持って行ってもらえるという仕組みです。私たちの地区では、1月に2回収集日があります。話によると、一部の木々はチューリッヒ動物園のキリンの餌にも使われるのだとか。。。コンポストにされる木もあるようですが、多くは燃やされるのでしょうね。 プラスティックの木を数年経ったら、ゴミにするのと、どちらが環境には優しいのだろう。。。

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