今週月曜日より、段階的な規制緩和がスタートしました。新規感染者がずっと減少傾向にあり、一日の新規感染者が100人を切る日も出てきたところでの開始です。(国家人口857万人の国での一日100人って、東京で言えばまだ一日170人くらい新規感染者がいるってことなんだけど。。。)

これ以上経済活動を停めていられないとの考えもあるのでしょう。

段階的な緩和なので、今週スタートしたのは、食料品店での食料以外の商品の販売、ガーデンセンターやホームセンター、一部の個人事業店開店、美容・理容室、テラピーなど外来治療、一般的(緊急でない)な手術や治療等々。レストランなど飲食店やイベント等についてはまだ規制中です。

4月20日からは、日本向け国際郵便の発送も再開しました!「雑貨屋すいす」で予約販売でお客様からお預かりしていた品々も、第一便として27日に日本営業所へ発送しました。通常通り無事についてくれますように!

5月4日から、義務教育学校もスタートします。(これは11日からの間違いでした!)これについては、賛否両論がでております。どうやって、ソウシャルディスタンスを取るのか、一部リスクのある生徒に対してどう対応するのか等々。子供は感染力が低く、発症しても軽症ということが前提での今回の決定なので、それについての反対意見も多いです。

その他の学校、ギムナジウム(12-18歳の高等教育学校)や各種専門学校、大学は、6月8日からのスタートです。その後例年通りならば7月中旬から夏休みなので、個人個人で教育に差が出てしまうとの声も多くあります。

スイス政府は、毎週国民に今後の方針について説明しており、状況が変われば即剤に変更等、臨機応変に対応しています。ですので、今回段階的に規制緩和をスタートしましたが、また新規感染者が爆発的に増えるようなことがあれば、何かしら対応が変更になることでしょう。

また、今週から使い捨てマスクが一般的に購入できるようになりました。この規制期間中に、スイス政府は中国から1億枚?以上のマスクやマスク製造機を数台購入し、先ずは医療機関に配布、今回の規制緩和前に美容室やサロン等に原価で販売(無料配布?)、今週月曜日から大きなスーパーでも一般購入できるようになりました。早速スーパーに行ったら、レジでお1人様1パック(50枚入り)限り購入ということになっていました。仕入れた原価で販売しなければならないということになっているそうですが、結構高額で驚きました。

中国で製造されたこのようなパック、マスクが50枚で日本円で4000円くらい。これが仕入原価!?とびっくりです。中国が儲けているのかどうなのか。それともスイス政府がスイス航空機を専用に何度か中国に飛ばしているので、その費用が高いのか、、、。サージカルマスクのレベル2以上の機能も明記されてないですし、どうゆうものか・・・。無いよりはマシなのでとりあえず購入しましたが。。。

西洋人向けに設計されたようで、鼻部分(ワイヤー入り)、全体的に大きすぎて顔によくフィットしないし。。。

数年前に購入し、まだ数枚残っている日本製の立体型マスクをして薬局に行ったら、マスクを付けていたスイス人のおばさんに、「あなた、いいマスクしてるわね!」と言われたので、「日本からのです。」のと答えたら、「やっぱり!」と、、、、。どういう意味でとらえるべきか分かりませんが、確かにこうなってくると私的にも日本製は安心できます。

こういった事情もあり、やっとスイスにもマスクをしている人達がチラホラ見かけるようになりました。これでもっとマスクすることが広まってくれると良いのですが、スイス政府の姿勢としては、WHOの見解を採用しており、必ずしも必要ではないし、使い方によってはリスクが増す(これは確かに・・・)と。。。

あとはこんな金額が高いと、買わない人や使い捨てマスクを使いまわす人が多いのだろうなとも思います。そのうち落ち着けば、安く購入できる日が来ると思うのですが。。。まぁ、とりあえず普通に買えるようになっただけでも有難い。

スイス・現在までの新型コロナウイルス感染者数累計 28,959人 死亡者数1,678人

今日は、久しぶりの雨模様。これで花粉が少し落ち着いてくれるかな。今年は、花粉症も早く始まって、苦しい毎日。

 

 

 

 

 

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