ARABIA アラビア社を代表するデコレーター、Raija Uosikkinen ライヤ・ウオシッキネン

※こちらの記事はショップ「雑貨屋すいす」の特集記事になります。

ARABAI アラビア社ヴィンテージ製品の多くのデコレートを手掛けているRaija Uosikkinen ライヤ・ウオシッキネン(1923-2004)は、間違いなくアラビア社を代表するデコレーターの1人です。彼女は1944-1947年にヘルシンキのセントラルアカデミー美術館で磁器絵画を学び 、1947年から1986年の間、ヘルシンキのアラビア社で仕事をしました。 彼女の最初の仕事の1つは、北欧デザイン界の巨匠Kaj Franckカイ・フランクのBモデルにデコレートすることでした。 Linnea 、Polaris 、Pellervoのシリーズなどです。その後 Ulla Procopéウラ・プロコペがデザインしたSモデル、Ruija、Rosmarin 、Otsoなどのデコレートなど、アラビア社で数多くのデコレートを手掛けました。

また磁器を使用したカイ・フランクのフォルムにUosikkinenがデコレートしたエミリアシリーズは彼女の代表作にもなり、多くのコレクターがいることでも知られています。またイスラム的な装飾のアリシリーズも彼女のデコレートです。

更に忘れてならないものに、1976~99年に発売されたKalevalaカレワラ イヤープレート、1978~89年に発売されたクリスマスプレートがあります。こちらの人気のヴィンテージプレートもUosikkinenの仕事の1つです。

「雑貨屋すいす」でも、ARABIA アラビア社でUosikkinenがデコレートしたものを幾つか在庫に持っていますのでご紹介します。

先ず、やはりこちら。

Emilia エミリアシリーズのコーヒーカップとソーサー

磁器で繊細な作りのこともあり、状態の良いものが残っていることが少なく、なかなか探すのが困難です。

こちらはがらりと雰囲気の違うRuijaのカップ。しっかりとした厚手の温かみのあるストーンウエアのカップにあうデコレートです。

フィンランドの民族叙事詩、Kalevalaカレワラの一場面がモチーフになっているイヤープレート。

こちらはクリスマスプレートなので、また違った雰囲気ですが、Uosikkinenらしいデザインは変わっていません。

こちらのプレートには、各種ミニ版も販売されています。

こちらのミニは、良く見るとクリスマスプレートの場面が切り取られているのがわかります。（ちなみにこちらのミニプレートはフインエアーのノベルティ）

今後もUosikkinenのデコレートした商品を、機会がありましたら仕入れていく予定です。