ここに来て、やっと30℃を下回る晴れ模様になってきましたが、今年のスイスは、異常気象と思えるほど春からお天気続き、猛暑でした。

庭に一昨年植えたホップも、今年は更に大きく成長し、只今収穫時。

ホップというのは、ビールの材料になる植物です。あの苦みのある味は、ホップ由来。つる性の植物で、夏に向かってぐんぐん成長するので、グリーンカーテン、鑑賞用に栽培する人が多いと思います。地面に植えると、翌年から倍になって増えていきます。雑草並みの強さです! スイスの冬に耐えられるということは、どちらかと言えば寒冷地の植物なのかしら??

150㎝の棒と紐を使い適当に作った囲い一杯に繁りました。150㎝では、高さが低すぎでしたね。。。4~5mは軽く成長しそうな勢いです。途中、先端をカットしましたが、脇芽が次から次へと出てきて、近くの木に絡まっていく始末。。。すごい生命力です。

肥料もやらず、水も殆どやらずにお世話知らずでここまで元気。勿論、農薬なども一切なし!栽培が簡単なので、グリーンカーテンを作りたい人にはお勧めです。 ホップの毬花も松ぼっくりのようで可愛らしいし、綺麗なグリーンで涼しそうでもあります。

ホップの収穫は、重なった毬花(厳密に花でないらしいが)の根本に黄色の粒々が付いたら行います。この黄色の粒々が正しくビールの香りと苦さの元なのです。摘んで匂いを嗅ぐと、本当にビールの匂いです!

 

見えますか~?根本にある黄色の花粉のような粉です。

 

摘みたてを洗わず、そのままお茶にして飲むと、苦い炭酸無ビールを温かくして飲んでいる感じ。ビール好きの皆さんなら、美味しいと思うはず。効能はいろいろあるようですが、リラックス効果が高いようです。安眠にも。 フレッシュなものは、特に効果があるようで、お茶にして飲むと、頭がぼーっとしてきます。危険です。夜に飲むべきですね。

その他、バスタブに入れたり(ホップ風呂)もお勧め。

去年収穫したものは、自然乾燥させてみたのですが、香りも味も違うものになってしまい、破棄することに。。。新鮮さが命!のようです。 今年は、そのまま冷凍してみることにします。

ネットでホップ料理を検索すると、なかなか興味深いものがありました。一番惹かれるのは、ホップの新芽料理ですが、これは既に遅し!なので、今週末にでも毬花を使った「ホップ味噌」、これを作ってみよう!ふきのとう味噌のようなイメージですね、きっと苦みが良いのかも。。。天ぷらなども良さそう。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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