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※ショップ「雑貨屋すいす」特集記事より転記。

2018年夏、世界中で猛暑になっております。「雑貨屋すいす」で取り扱っている雑貨達は、店主の好みで北欧のものが多いのですが(スイスなのに北欧!?というツッコミは置いておいて・・・)、北欧のヴィンテージ雑貨には青が使われているものも多く、今回、暑い夏に涼しさを求めて!「いろいろな青」を持っている北欧メーカー・ブランドの雑貨達をピックアップしてみました。こうやって集めて見ると、本当にブルーな雑貨は多いですね、、、。

 

先ずは、北欧組一番手、スウェーデンより。

思いっきりスウェーデンの青、Höganäs KeramikのM-L Hellgren Bowl 。

 

こちらのボールは、スウェーデンのデザイナーMarie Louise Hellgrenが手掛けたもので、ホガナス・ケラミックの良いところ、シンプルでハンドメイドの温かみがありポッテリしている、が沢山詰まっています。私も大好きで愛用中。

 

そして、スウェーデンの老舗メーカーといえばRörstrandロールストランド。KOKAシリーズ、ブルーからご紹介。

Hertha Bengtsonがデザインを手掛けたこちらのKOKAシリーズには、ブルーとブラウンの2種類があります。どちらも魅力的な食器なのですが、今回はブルーのみご紹介。KOKAのブルーは明るさと暗さが混合したようなブルー、ハンドペイントですので、刷毛の加減によって濃淡違いがでるところがユニーク。写真に写っているこちらのポット、ミルクのようなホワイトに刷毛でのブルーカラーが、クール過ぎずナチュラルです。 日本在庫はSOLD OUTですが、スイスに在庫がございますのでご興味のある方はお問い合わせください。(近いうちにショップに載せるかも?!)

 

次に同じく、ロールストランド社からMarianne WestmanデザインのElisabethエリザベス。

 

こちらはカーキーグリーンも使われていますが、やはりメインカラーは青でしょう。深い海のようなディープブルー、やはりこちらもナチュラルで温かみのある食器です。チーク材の家具とも、和の家具とも相性が良さそうです。

また、Amandaアマンダシリーズにも、ブルーが効果的に使われています。このブラウンとブルーの組み合わせは、この時代のヴィンテージ食器には多くみられる気がします。

 

スウェーデン製では、フィギュア類も忘れてはなりません。廃窯になってしまったJie Gantofta社からは、フラワーガールと呼ばれるドライフラワーも差せるフィギュア。優しい水色のドレスが、ナチュラルな土色に良く合います。

 

スウェーデン・Gustavsbergs社製、Lisa Larsonリサラーソンのフィギュア類にもブルーが多く使われています。写真に写っている全てに、青系の色が使われていますよ! (これらは只今店主のコレクションになっておりますが、そのうちショップに入荷するかもしれません。)

 

 

お国が変わって、デンマークからは、Soholm スーホルム社でMaria Philippi が1960年代に手掛けたこちらの作品を。青い釉薬が効果的に使われており、芸術性の高い作品になっています。

 

こちらもデンマーク、Knapstrupクナップストラップス社で1960年代に製造された、陶器製ヴィンテージキャニスター。

 

ネイビーブルーとスカイブルーのラインが、どこかマリンな雰囲気も。

 

 

次は、フィンランド製の青いものをご紹介。
フィンランドといえば、イッタラとアラビア。 アラビアがNuutajalviヌータヤルヴィを、そのアラビアをイッタラが合併しているので、ヴィンテージ雑貨達は製造年によってメーカー名が違っていたりします。ここでは「雑貨屋すいす」で扱っている商品が製造・販売された時代でのメーカー名で紹介します。

 

イッタラ製品で最もカラー展開が豊富だとおもわれる、KIVIキャンドルホルダー。それ故に、KIVIコレクターは沢山いらっしゃるようです。こちらの写真に写っているガラス雑貨たちは、店主の個人コレクションで「雑貨屋すいす」の商品ではないのですが、青いものシリーズでガラス製品は外せないので、ついでに紹介。

左から、1/3しか写っていないボトルはスウェーデンのヴィンテージボトル。そのお隣からイッタラ・KIVI(6㎝)スカイブルー、コバルトブルー、同じく12㎝のKIVIコバルトブルー、右端はスウェーデン・Ruda glasbruk製Göte Augustssonデザインのコバルトシリーズ。 海や空を想像させてくれて落ち着くのか、青いガラスは集め始めるとハマります。。。

 

次に、ショップ「雑貨屋すいす」で販売しているアラビア製品から、先ずはKaj Franck カイ・フランクが手掛けたKiltaプレート。

 

イッタラから現行販売されている、Teemaティーマシリーズの原型となったシリーズです。Kilta Glazeと呼ばれる釉薬が使われたこちらのブルーは、「ザ・ブルー」ともいえるスカンジナビアカラーです。

 

PilviとUhtuaのコーヒーカップはどちらとも、シンプルなデザインにブルーのラインが利いています。Pilviの少しスモーキーな紺色は、並んだホワイトラインをより効果的に見せてくれます。 Uhtuaは、グレーブルーとベージュのコンビネーションが優しい感じ。そこにブラックのラインで甘くなり過ぎないように引き締めているよう。

 

 

Taikaシリーズにも、効果的に青が取り入れられています。

 

黒に近い濃紺とスモーキーな水色の差し色がオレンジブラウンと良く合います。

 

アラビアを代表するデザイナー(デコレーター)ライヤ・ウオシッキネンRaija Uosikkinenが手掛けた、クリスマスプレートやイヤープレートにもやはり青は欠かせませんでした。

1978年から1989年までの12枚のクリスマスプレートは、ホワイトにブルーカラーの濃淡で、素敵なフィンランドの冬の様子が表現されました。マットなゴールドがポイントで使われているところがクリスマスらしさを添えてくれます。写真右のミニプレートも同様です。

 

同じく、1976年~1999年にかけて発売されたフィンランドの民族叙事詩「Kalevala(カレワラ)」をモチーフにしたイヤープレートのベースカラーにも、ロイヤルブルーのような落ち着いたダークブルーがベースに使われています。

 

 

同じくアラビアのウォールプレートでも、1994年から2005年の間に製作されたAnna meille enkeleitaの作品、天使をくださいシリーズは、色鉛筆画の絵本のようなタッチのブルーの濃淡で、夜の深まりと静けさを優しく表しているようです。(こちらのプレートは11月頃にショップにUP予定です。)

 

 

 

ざっと北欧のいろいろな青の入った雑貨たちを紹介してみましたが、北欧雑貨以外にもまだありますよ~! 続きは、「いろいろな青、ブルーな雑貨達《多国籍編》」で!

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